- 三味線は使い込むうちに棹(弦を押さえるところ)がすり減ります。
- よく押さえる所だけすり減るので棹がでこぼこになる。
- でこぼこがひどくなると一度きれいに削り取ります。
- そのため使い込むうちに棹が細くなってくる。
- 三味線の胴の部分には両面皮があってある。
- この皮は1〜3年に一回位破れる。
- 破れたら張り替える。
- 張り替え作業の時皮を剥がした所に糊がついているので、皮を剥がした面をかるく削る。
- このため、三味線の胴はだんだんちっちゃくなっていきます。
この二つの事が原因で三味線の棹と胴は徐々に細くちっちゃくなってゆき、やがて使えなくなります。
でも、使えなくなる所まで三味線を使う人は、三味線を職業にしている人で、毎日何時間も三味線を弾いている人です。
僕のように休日に1〜2時間弾く程度なら多分一生もつとおもいます。
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まずは三味線の弦の名称から。
- 一番太い弦・・・・・一の糸
- 真ん中の弦・・・・・二の糸
- 一番細い弦・・・・・三の糸
それと調律する時の音階の名称。英語でいうAの音が《一本》A♯が《二本》、B《三本》、C《四本》、
C♯《五本》、D《六本》、D♯《七本》、E《八本》、 F《九本》、
F♯《十本》、G《十一本》、G♯《十二本》
で調弦です。調弦には調子笛をつかいます。最近はチューニングマシーン使っている人も多いです。
まず一の糸の高さからきめます。
《唄の伴奏の場合》
唄う人のキーにあわせます。
唄にもよりますが一般民謡ですと男性が二本〜四本、女性が四本〜六本くらいです。津軽の民謡ですと、男性は1オクターブ下の十本〜十二本、女性が十二本〜二本くらいの低い音に一の糸をあわて三味線を弾いて、唄い手は1オクターブ上の高い声をおもいっきりはりあげて唄います。
プロの民謡歌手は、これより一本〜二本高い音で唄います。
《津軽三味線の独奏曲の場合》
だいたい五本か六本で弾きます。五本か六本が一番はれやかではりのある音がでますので 。
しかし、僕は3本で弾くのが好きですね。ちょっと低い目の音で、くぐもった感じが東北の自然の厳しさを表しているようで…。
ようは独奏で弾く時は、好みです。
一の糸の高さが決まったら次に、二の糸、三の糸 を調弦します。基本的に、本調子、二上り、三下りと三種類あります。
たとえば一の糸を三本にあわしたとして。
《本調子》
二の糸・・・六本、三の糸・・・1オクターブ上の三本
《二上り》
二の糸・・・七本、三の糸・・・1オクターブ上の三本
《三下り》
二の糸・・・六本、三の糸・・・1オクターブ上の二本
名前のとおり本調子を基準として、二の糸を一本上げた調子を二上り、三の糸を一本下げた調子を三下りと呼んでいます。
どの曲をどの調弦で弾くのか。これは曲目と三味線の手によって決まっていてどういう理屈なのかよくわかりません。おそらくメロディーを弾くとき三味線の指の流れが一番スムーズにいくようになっているのでしょう。